気になるウェディング会場を選んだらブライダルフェアを体験してみましょう。
会場の立地や建物、中の雰囲気を実感できるのはもちろん、模擬挙式、料理の試食、相談など色々な企画が盛り込まれており、大変有意義な会場下見ができます。
その前準備としては、二人が抱く結婚式のイメージ、予算、だいたいの日取りをはっきりさせておき、実際に会場に行って確認したいことをリストにしておくことです。
一組のカップルが会場を決めるまでにブライダルフェアを体験するのは平均で3~4ケ所といいます。
決して多い数とはいえませんが、後になってみると漠然とした印象は残っているものの会場ごとの違いやメリット、デメリットなどは意外とあいまいになっているもの。
フェアに出掛ける際は必ずチェックリストを持って行くようにしましょう。
比較、検討もスムーズにでき、会場を決めやすくなるはずです。
試着、試食ができるフェア
花嫁が着る衣装と、ゲストにふるまう料理は結婚式における最重要アイテム。
試着ではドレスや和装を実際に装い写真撮影をします。
自分の好みが自分に似合うとも限りません。
着てみた感じ、写真で客観的にチェックした印象は実際に選ぶときに役立ちます。
料理は本当に皆さんがこだわります。
結婚式を終えた人には「花嫁姿が綺麗だった」と言われるよりも、「料理が美味しかった」と言われる方が嬉しいという感想を持つ人が多いといいます。
本番と全く同じ料理でなくとも、一部を試食するだけでもイメージが分かります。
メニュー、品数、味、ボリュームなどが相まって料理の印象は変わります。
一度試食した際の感想はメモしておき、具体的なプランを練る際にコースの選択、一部メニューの差し替えなどに役立てましょう。
模擬挙式のあるフェア
会場下見で重要なのが、ゲストの目線でチェックすること。
美しくコーディネートされた会場に魅了され、すっかり気に入ってしまった・・・という単なる印象や感覚だけで決めるわけにはいきません。
では、ここで実際に結婚式をしたらどんな感じになるのか・・・。
それを見せてくれるのが模擬挙式や模擬披露宴です。
モデルを使い挙式の様子を再現して見せてくれるのです。
これから自分たちがやろうとしている結婚式を、ゲストの立場で客観視できるという有意義な企画といえます。
チェックポイントはもちろんのこと、花嫁としてどんな風にゲストの目に映るのかも分り、立ち居振る舞いや所作、表情で気を付けるべきポイントも学べると思います。
プランナーの信頼度
会場の内外、設備、雰囲気などの良し悪しの他、スタッフやプランナーの好感度のチェックも大切です。
ブライダルフェアは企画によって2~3時間程。
その間に質問をしたり説明を受けたりと接することで、その会場のプランナーが親身になって相談にのってくれるか、プロとして色々な角度からの提案をしてくれるか、話がしやすいかなど、好感度や信頼度を確かめましょう。
会場が決まれば、プランナーとは結婚式当日まで何度か打ち合わせをし、お付き合いをして行くことになります。
相性が合わないようでは準備もスムーズに進みませんし、いい結婚式を作ることもできません。
極端を言えば、会場や設備そのものよりもプランナーの良し悪しの方が重要と言ってもいいかもしれません。