ホテルやゲストハウス、お洒落なレストラン・・・結婚式にかかる平均費用は300~400万円ともいわれます。
人生で何度も経験することではないので、押さえどころが分からないのが悩ましいところ。
終わってみて「あれはNGだった」「ああすればよかった」などと後悔するカップルも少なくないようです。
現在はブライダル情報が簡単に、しかも沢山入手できる時代。
段取りの進め方や式場のこと、そして経験者の声やアドバイスなどもチェックすることができます。
基本的に一生に一度の結婚式。
かといって二人にとって現実的でない金額をかけるのは困難。
でも、諦めモードになることはありません。
色々と工夫して予算内で素敵な結婚式を叶えるカップルは沢山います。
ねらい目はオフシーズンと大安以外
ネット上から得られる情報だけでは細かい料金設定などは把握できませんが、式場で掛かる費用はウェディングシーズンではお高く、逆にオフシーズンではリーズナブルになっています。
また比較的近い日取りで、予約が入らないまま空きになっている日などはディスカウントとなることも多いよう。
高い料金でも人気なのがオンシーズン。
秋や春、大安や友引はだいぶ前から予約で埋まってしまいます。
つまりねらい目はそれ以外の日取りというわけです。
どれくらいディスカウントされ、どれくらいリーズナブルなのかは式場によりますのでブライダルフェアの際に確認してみましょう。
オフシーズンの一連で、「夏のウェディング」を色々素敵に演出した企画を数々の式場で打ち出す傾向がみられます。
もちろん比較的お値打ちな料金設定となっています。
日取りの決め方で随分と費用が変わってきますので、人気を外したところで検討してみるのも一つです。
色々アイテムの持ち込み
コスト削減テクニックの定番ともいえるのがウェディングアイテムの持ち込みです。
ドレスやブーケ、ペーパーアイテム、引き出物を始め写真撮影や演出、メイクや着付けなど、結婚式には実に多くの細々とした物事が関わっています。
それらを式場に任せるのではなく、自前や持ち込みにすれば随分と費用を押さえることができます。
但し、注意すべきポイントが一つ。
その式場で持ち込みが可能なのか、持ち込み料金はかかるのかという点です。
ブライダルフェアなど下見に行った際には、是非確認しましょう。
できれば持ち込み料金リストなどを貰えれば一番いいですね。
ドレスショップなどでは持ち込み料を負担するというところもあります。
また、ペーパーアイテム類や受付、テーブルのちょっとした演出など自作で工夫することは節約だけでなくアットホームなぬくもりを出すこともできます。
料理の節約は要注意
結婚式の準備で気を付けたいのは「ゲスト目線」を意識するということです。
つい主役の二人の理想の追求に走ってしまいそうですが、そもそも結婚式は二人の新たなスタートをご報告し、これまでお世話になったゲストに感謝と「これからもよろしく」という気持ちを伝えるためのもの。
背伸びをした豪華なパーティーにする必要は全くありませんが、二人の身の丈に合った式に「感謝」と「おもてなし」の心は込めたいものです。
その大切なゲストにとって意外と印象に残りやすく、結婚式のイメージの明暗を分けやすいのが料理なのです。
満足できる料理のポイントとして味はもちろん、品数やボリュームも重要。
変な節約はNGですが、かといってお金をかければかけるほどいいというわけではありません。
美味しく頂ける品数やボリュームであるということが大切です。
殆どの式場で試食会が行われますので、ぜひ実際に口にして確かめでみましょう。