最近のブライダル事情は選択肢が広がり、カップルそれぞれの個性、思い思いのスタイルが色濃く反映された結婚式が執り行われています。
結婚を控え、具体的な目的を持って情報収集している人は「新婚カップルの数だけ結婚式の形がある」ということに気付くことと思います。
一昔前と比べ、顕著に多くなったのが教会式の結婚式。
チャペルを併設したホテルやゲストハウス、あるいは教会と提携した式場やレストランは多く、キリスト教徒に限らず挙式を受け入れるという教会もあります。
やはり、純白のウェディングドレスを着て、長いベールを背に、父親とバージンロードを歩くという光景は女性なら一度は憧れるものなのでしょう。
ホテルの場合
昔、まだ子供の頃、親に連れられ出席した親戚の結婚式はホテルが多かったと記憶しています。
芸能人もホテルでの挙式が殆どでしたよね・・・?
規模や盛大さは異なるものの、何となく結婚式とはこういうもの、という印象がありましたが、近代では事情が変わってきています。
オリジナリティ、カジュアル感、そして手作り感といった現代ならではのスパイスが効き、結婚式はカップルの表現手段の一つとも感じられます。
それでもやはりホテルでの結婚式は現在でも人気。
その大きなメリットは、新郎新婦や遠方からのゲストの宿泊を用意するのに便利という点に加え、結婚式に限らず、様々なシーンに対応できる洗練された接客と美味なお料理、そして全般における信頼の高さです。
やはり「ホテルでの挙式」は王道だと思います。
ゲストハウスの場合
ウェディングのためのゲストハウスが沢山登場しています。
ちょっと都心から離れた地域では、足としては自動車が必要かなと思われるような静かなロケーションに建つゲストハウスも見掛けます。
どの会場も「迎賓館」、「シャトー」を思わせるような荘厳で重厚感のある佇まい。
基本的に結婚式を専門としているものが殆どです。
そのためか、宿泊、レストラン、催し物など幅広い営業を行うホテルよりも料金がお高くなるようです。
しかし一方で結婚式に特化した会場ということから、控室からチャペル、披露宴会場といったプログラム中の移動は至ってスムーズ。
大型施設であるホテルの場合は途中上下階の移動などということもありえます。
結婚式のプランニングでは見落としがちな些細な事ですが、挙式の流れを考えると侮れないポイントでもあります。
レストラン・ウェディングの場合
少し砕けた感のある、レストランを借り切っての結婚式も人気です。
「砕けた」感とはいえ、ウェディングを受け入れるお店の中には会員制の高級レストランもあります。
街中のこじんまりとした素敵なお店から、歴史ある建物で営業する高級店までと、レストラン・ウェディングは様々なランクに対応でき、カップルのカラーも出しやすいプランニングといえます。
もちろん、ホテルやゲストハウスのように結婚式のためのものではないので、チャペル併設という所は殆どありません。(最近はちらほら登場しているようですが)
しかし、ウェディング受け入れをしているお店は教会やチャペル、貸衣装店などと提携していることが多く、何もかも自分たちで探して手配する必要はなさそうです。