一年のうち、冬というのは結婚式のオフシーズンに当たります。
冬は、雪が降るために交通がマヒしやすいというデメリットがありますし、それがなかったとしてもゲストの負担が大きいため、挙式を避けるカップルが多いとか。
その冬の結婚式の、メリットデメリットを見ていきましょう。
この記事の目次
冬の結婚式のメリットは?
冬は結婚式のオフシーズン。オフシーズンなので、他の月に比べ基本的に挙式費用は安いです。
このため、結婚式にかかる費用が安くなります。
「ちょっとでも式に賭ける費用を安くしたい」と考えている方には、オススメのシーズンになるでしょう。
結婚式を挙げるには、かなりまとまった費用が必要になるので、このシーズンを選んで挙式するカップルも少なくないようです。
花嫁さんに朗報!羽織でドレスをアレンジできる
冬の結婚式だと、長めのケープを羽織ってドレスをアレンジするなどのことができるようになります。
ケープは他の季節ではなかなか使うことができないので、冬の結婚式で使うと一気に「冬らしさ」を演出してみては?
写真を撮影する時に使っても、ケープはすごく映えますからね。
他にも、雪の結晶のブーケなど「冬ならでは」の演出ができるという楽しさも。
希望の式場予約がとりやすい
オフシーズンだけあって、結婚式の予定を入れやすいのがこの季節。
結婚式を挙げるのに人気があるシーズンだと、どうしても人気の日にちは早くに埋まってしまうので、予定を取るのが大変です。
でも、冬はオフシーズンなのでそこまで混み合うことはありません。「この日に挙式したい」と思ったら、その通りに予約しやすいので、カップルにとっては楽なシーズン。
挙式が少ないということは、それだけカップルも少ないという事なので、希望した衣装・ウェディングドレスを着られる可能性も高くなります。
オンシーズンだと、「このドレスが着たい」と思っても、先に予約が入っていて着られなかったりしますものね。
衣装選びは、花嫁さんの大きなたのしみのひとつになるはず。
それが思い通りに行きやすいというのは、かなりのメリットになります。
イベントを意識した結婚式ができる
冬は、恋人同士にびったりのイベントがたくさんあるシーズン。
例えば、12月はクリスマスがありますよね。
クリスマスならではの装飾を楽しんだり、花嫁さんのドレスを赤やゴールドにしてクリスマスを演出したり、楽しみ方が本当にたくさんあります。
そして、2月と言えば「バレンタインデー」!
カップルのための一大イベントですので、これになぞらえた結婚式を挙げてみるのもいいのでは?
このように、季節のイベントになぞらえた結婚式を挙げられるのが冬の結婚式の楽しみでもあります。
けれど、冬の結婚式はデメリットも大きい
一言で「冬」と言っても、どこの地域に住んでいるのかによってデメリットはだいぶ違ってきます。
ここではデメリットとして挙げていても、地域によってはデメリットにはならないことも。
必ずしも挙げた限りではありません。
雪が降るため、ゲストの参加が難しい
冬となると、地域によっては雪がたくさん降るので交通に影響が出ることがあります。
雪国に住んでいる人なら解ると思いますが、雪がたくさん降るとどんな地域でも交通はマヒしますよね。
結婚式当日にそうなってしまうと、ゲストが結婚式の会場まで来ることが難しくなってしまうことも…。
雪が降ると、地面が雪でビシャビシャになることもありますし、凍結してツルツルになることもあるので、その点もゲストにとっては辛い理由のひとつになります。
中には、「冬の結婚式」というだけで非常識と判断する人もいるようなので(特にお年寄り)、地域によっては避けた方が無難かもしれません。
結婚式費用・値段が安くて済むことが裏目
上述した通り、冬の結婚式のメリットは「安く式を挙げることができる」という点です。
これは確かにメリットなのですが、招待される側も「冬の結婚式は安い」と知っていますので、「結婚式にかけるお金をケチった」とよく思われないことも。
これが、雪がたくさん降る地域だと「ゲストが出席することがたいへんになることを解っていて、自分たちの都合をとった」ととられてしまうことも否定できません。
特に、年配の方がたくさん来るような結婚式なら「冬の挙式」は避けた方がいいかもしれませんね。
冬は忙しいシーズンです
12月と1月は、仕事をしている人にとって特に忙しいシーズン。
まず、12月は年末なので仕事の追い込みがありますし、1月の場合は仕事始めがあるのでそれでまた忙しい時期です。
そこに結婚式を入れてしまうと、人によっては「出席できない」ということも…。
冬の結婚式は、少なくとも12月なら中旬に入る前まで、1月なら下旬にするなどの工夫が必要です。
このように冬の結婚式は、メリットもたくさんありますが、デメリットも見逃せません。
↓↓冬の結婚式を考えている場合、やはり挙式を挙げる日はけっこう限られてくるのが実情。早めに予約できる日をチェックしてみよう。