近年、結婚式の引き出物として「カタログギフト」が選ばれることがあります。
カタログギフトは、渡されたカタログの中から好きなものを注文できるというもの。
近年は、「ゲストが欲しいものを自分で選べる」という便利さから、引き出物としてカタログギフトを選ぶカップルも増えてきています。
「カタログギフトは嬉しい」という人が多い
実際、引き出物で「カタログギフトをもらってうれしい」という人は少なくないようです、上述した通り、カタログギフトは「その人が本当に欲しいものを選んでもらえる」というメリットがあります。
引き出物って、「誰からも喜んでもらえるもの」を選ぶのは本当に難しいですよね。
若い人と中高年・お年寄りでは欲しいものも違ってきますし、選ぶとなると本当に一苦労です。
でも、カタログギフトであればそのようなことがありません。
カタログギフトには、食べ物から雑貨まで様々なものが掲載されているので、これを見て自由に好きなものを選ぶことができます。
このメリットが支持され、今では「カタログギフトを結婚式の引き出物にする」ということが当たり前になっています。
カタログギフトは格式も選べる
カタログギフトはいくつかの種類に分けられており、格式が選べることも支持されている理由のひとつ。
結婚式って、人によってご祝儀の金額が変わるので、それに合わせた引き出物を用意する必要がありますよね。
それに合わせて、カタログギフトも選ぶことができるわけです。
その人に合わせた金額で、さらに欲しいアイテムを選んでもらうことができるというメリットがあるため、カタログギフトは人気があるのです。
でも、一方で「嫌い」という人も増えてきている…
このように、メリットも非常に大きいカタログギフトですが、近年は「カタログギフトがあまり好きではない」という人もおり、評価が分かれるようになってきました。
なぜこのように評価が割れるのか?
実は、価格が安めのカタログギフトだと「いい商品がない」ということが目につきやすいのです。
実際にカタログギフトをもらったことがある人なら解ると思うのですが、5000円以下のものだと「ほしい」と思える商品がなく、結局なにも頼まずに終わってしまうということも。
それから、カタログギフトは実物とカタログ上の写真に差があり過ぎて「あまり参考にならない」という意見もあります。
何より、いちいちカタログを見て申し込むという手間が面倒です。
引き出物ならその場で持ち帰ることができますが、帰ってから自分で頼まなければならないカタログギフトは「手間がかかる」とも言われ、好きではない人も一定数いるようです。
引き出物を自分たちで選んでいない、という見方
引き出物は、来てくれた人たちに喜んでもらえるようにと心を込めて選ぶものです。
でも、カタログギフトだと「選ぶのはゲスト側」になるので、「選ぶ手間をかけたくなかったカップル」ととってしまう人が一定数いるとか。
特に、お年寄りの世代だと「カタログギフトはちょっと…」という人がいるのかもしれませんね。
ただ、やはり「重くて大きい引き出物より、カタログの方が持ち帰りやすくていい」という意見も多く、カタログギフトを推す側の意見も馬鹿にできません。
出席者がどんな傾向なのかをリサーチして、一般的な引き出物とカタログギフトのどちらがいいのかを考えていきたいですね。
やはり、出席者によってカタログギフトでもいいのか、それではいけないのかが左右されるところがあります。
「カタログギフトは嫌」という人でも、大半は「欲しいものを選ぶようにしてくれた」という気持ちは分かっているので、嫌な気持ちにはならないのではないか?と感じます。
まとめ
引き出物をカタログギフトにするかどうかで、このように賛否両論が出る。しかし考えることもある。たとえば、どこで挙式を行うか、どんな方が列席をするか、いつ行うか・・・
いろいろなファクターがあり、それらをチェックして最終的に決定すると良いだろう。カタログギフトが悪いわけではない。
どんな結婚式を上げたいか。どのくらいの大きさにしたいのか・・・あなたの希望の結婚式には、それに似合う引き出物があるというもの。
↓あなたの結婚式にはどんな引き出物が合うか・・・プロの話を聞いておくと参考になるよ。