結婚情報関連サイトなどから候補のウェディング会場を絞り、ブライダルフェアや下見を体験することになるかと思います。
下見をする会場の数は3~4ケ所が平均のようです。
情報による画像や口コミからある程度のイメージは分りますが、やはり実際に会場を訪れ、見て、聞いて確かめてみれば改めてそれぞれの特徴、メリット、デメリットなどが分かるものです。
会場を感情で選んではいけない
最初に感じた“印象”ももちろん大事ですが、「わぁ・・素敵」「憧れの・・・」などの感情ばかりではどの会場に何度足を運んでもきちんと選ぶことができませんし、雰囲気やノリで決めてしまって後で後悔するということにもなりかねません。
確かめるべきことはきちんと書き留め、印象と感情に流されないよう下見をしましょう。
結婚情報サイトではチェックシートやリストがあり、ダウンロードできるところも沢山あります。
是非活用するといいと思います。
式会場の周辺をチェック
最寄りの駅から会場に向かうところから、既に下見は始まっています。
駅から行きやすいか、分りやすいか、離れているようなら送迎バスなどはあるのか。
また、自家用車利用の場合は最寄りのインターとそこからのアクセス、駐車場の有無などの確認が必要です。
会場の駐車場がなく、付近の有料駐車場を使うようであれば、招待状にその旨を記し、お知らせしなければなりません。
また、同じ会場内で二次会もできそうか、場所を変えるなら近くに適当な場所があるか、ゲストの宿泊施設はどうかなどもチェックしましょう。
ホテルウェディングであれば同じ施設内で宿泊ができますが、その他の場合はどこかと提携していることが殆どです。
数々の必要項目をチェックしつつ、会場の周辺環境も見ておきます。
式会場の外観、内観の雰囲気をチェック
会場建物の外観、内観の雰囲気は自分の好みやイメージに合っているかは、まず最初に確認できますね。
次は式場やバンケットルームの収容人数を確かめます。
少人数であればあまり広いスペースでは不適切ですし、たくさん呼ぶのであればそれなりの広さは必要です。
チャペルの雰囲気、天井の高さ、バージンロードの長さも気になるところ。
ガーデンが使えるか、雨の日はどうするか、フラワーシャワーやバルーンリリースなどの演出はどうかなどもチェックしておきましょう。
一方で、ゲスト目線でのチェックも大切。
ウェイティングルーム、更衣室、化粧室の様子に加え、もしも高齢者や障害のある方がいらっしゃるようならユニバーサルデザイン対応かなども見ておきましょう。
担当ウェディングプランナーに確認すること
ブライダルフェアや下見で最も重要なポイントともいえるのがスタッフやプランナーの印象や信頼度です。
担当プランナーとは長い期間のお付き合いになる上、様々なことを相談し決めて行くことになります。
話がしやすいか、親身になってくれ、プロとしての提案もしてもらえるかという信頼度をチェックしましょう。
また、おおよその見積もりを出してもらう際は最大でいくら、というラインでお願いします。
一つ一つ決まって行くにつれ費用が大きくなるというのが通常です。
できるだけ予算をきちんと立てられるよう、大目に見積もってもらうのがいいでしょう。
その他、ドレスやブーケ、引き出物、演出などについて自前や持ち込みが可能か、持ち込み料金がかかるとすればいくらかなども確かめます。
持ち込み料金リストなどを貰えれば一番分りやすいですね。