結婚式の準備といえばウェディング会場を決めることから始まります。
挙式の形式、披露宴のイメージや演出、ドレス、花、料理、ゲストのリストアップなど本当に決めることは多々あります。
会場を決めることで担当のウェディングプランナーが決まります。
現在ではプランナーがやるべきこと、決めること、その順序を導いて行ってくれるため、まずはおおよその予算、予算とイメージにかなう会場選びをすることが第一歩といえます。
会場決定のために外せないのがブライダルフェア体験。
相談や下見などができる上、模擬挙式や料理の試食などの企画が組まれるフェアもあり、色々なことが具体化していくきっかけとなります。
ブライダル情報からこれはと思える会場を数ヶ所ピックアップし、実際にブライダルフェアに出掛けてみましょう。
ブライダルフェアの前準備
まずどの会場のブライダルフェアに行くかを決めることから始めなければいけませんね。
ホテルで探すのか、ゲストハウスなのか、レストランウェディングにするのか・・・。
そして予算を把握しておくことも重要。
今二人にある貯金、結婚式までの期間で貯められる金額、ご祝儀、親から受けられそうな援助などの合計額からハネムーン、新生活準備金を差し引いた額が結婚式に充てられるお金となります。
会場の種類によりコストも異なりますので、おおよその予算と照らし合わせた上で候補の会場を絞ります。
フェアは予約して行くのがおすすめです。
そしてフェア体験を有効にするためにも、予めチェックリストを用意しておくようにしましょう。
会場アクセスや料金を始め、施設、料理、スタッフの対応、ドレス、演出などポイントは箇条書きかリストにしておきます。
ネット上のブライダル・サイトでもリストは入手できますので利用するといいでしょう。
ブライダルフェアでやるべきこと
結婚式の準備は6ヶ月前頃から具体的に動き出し、2、3ヶ月前頃には招待状発送となります。
従ってブライダルフェアや会場決定は遅くとも8、9ヶ月前には済ませたいものです。
時間に余裕があれば急くことなく、ゆっくり落ち着いて準備できます。
さて、ブライダルフェアで心がけたいのは新郎新婦の当事者目線で捉えることと、同時に招かれたゲストの目線で捉えることです。
準備が進んで行くにつれ、「二人の結婚式」という気持ちから「ゲストの皆さんに感謝を伝えるために」という気持ちが強くなって行くことと思います。
結婚式は二人の新たなスタートをお知らせすると同時に、これまでお世話になった親や恩師、友人知人に向けた感謝と、これからもよろしくというご挨拶の場でもあるのです。
その皆さんにとってこの会場はどうか?・・という目線が大切なのです。
色々と心がけても、会場を後にし自宅に戻ってみて「あれを忘れてた」、「あそこはどうなっていたかな?」などの漏れがあるものです。
フェアではデジカメやモバイル端末で写真を撮るようにしましょう。
後に演出やディスプレイを考える際の参考にもなります。
ブライダルフェアでのチェックポイント
複数の候補の会場を下見すると、いざ決める段階になって各会場の相違点、メリット、デメリットなどを意外に覚えていないことがあります。
比較検討がスムーズにできるよう、ブライダルフェアなどの際にはチェックリストを用意するようにしましょう。
基本的に確認すべき項目は会場のアクセス、挙式会場や会場の雰囲気を始め収容人数、ゲスト用控室や待合スペース、会場内の移動はスムーズか(ゲストに高齢者や障害者が居る場合は特に注意)、料理、料金など。
二人ならではのこだわりポイントがあればきちんとチェックしましょう。
そして、何より重要なのは担当プランナーの良し悪し。
何ヵ月という期間の間、幾度かの打ち合わせ、お金やプランの相談など大切な結婚式に関わる赤裸々な内容をやり取りする相手です。
プロとしての信頼度やプレン全能力はもちろん、親身に相談に応じてくれるかなどを見極めましょう。