多くのウェディング会場から最適な一つを選ぶために、是非チェックリストを活用して欲しいと思います。
何となく、感覚的に…というのでは準備段階で二度手間になることがあったり、式が終わってみて後悔が残った、ということにもなりかねません。
分っているつもりでも、紙に書き留め、ビジュアル化することは重要です。
リストはブライダル関連サイトなどでダウンロードできますし、自分で箇条書きにして作ってもいいでしょう。
チェック項目は大まかにアクセスやロケーション、プランナーなどの対応、お料理、演出などの内容、会場の設備、そして費用。
その他細々と気づいたことなどもメモしておくと、後で役立つことでしょう。
この記事の目次
会場の条件
ブライダルフェアや見学に行く際に、まず確認したいのがアクセスの便利さと立地環境。
ゲストがどのようにして来場するのかを大体把握しておくことが大切です。
公共交通機関利用者のために駅からの距離や分りやすさ、車利用者のために最寄りインターとそこからのアクセス、駐車場の有無は最低限チェックしておきたいもの。
また、ソフト面になりますが、会場のスタッフ、あるいはウェディングプランナーが実は大変重要なチェックポイントです。
色々な事を相談し決めていく上で、プロのサポーターとして信頼できるか、親身になってくれるか、そして自分たちと相性はどうか、を判断する必要があります。
結婚式当日まで何度も顔を合わせ、打ち合わせをするわけですから、違和感のあるプランナーではNGです。
契約をする前に確認
現在は趣向を凝らした様々な演出がされますが、自分たちが思い描いている事がその会場で出来るのか、必要な設備はあるのか、オプション料金など発生するのかなどを予め確認する必要があります。
会場と契約し、準備を進めて行くうちに希望していた演出が出来ないことが発覚、外部発注すれば持ち込み料金が発生、あるいは持ち込みは一切不可、などのトラブルはよくあることです。
こうしたトラブルは、演出関連のほか、ドレスやブーケ、装花、ウェディングケーキでもありがちです。
式場で用意されたドレスが気に入らない場合は持ち込んでいいのか、お気に入りのパティシエに作ってもらったウェディングケーキはいいのか、コスト削減で別のショップで調達したブーケは使えるのかなど、必ず契約の前に確認してください。
お金の話
結婚式の費用は、予め計画していた金額よりもだいぶ膨らんでしまうというのが通常のようです。
あまり予算オーバーしてしまうようでは負担が大きくなります。
そもそも高額な費用のかかるセレモニーなのですから、きちんと予算を立て、それをもとに構築していくことが大切です。
まずは予算をきちんと立てること。
現在の二人の貯金、親からの援助、ゲストからのご祝儀、そして結婚式までの期間にどれくらい更なる貯金が出来るのか。
これらを合わせた額から新生活の準備金や新婚旅行の費用を差し引いたものが、結婚式にあてられる費用ということになります。
ブライダルフェアや相談会で見積もりを取るときは、その予算を念頭に、最大でどれくらいかかるか、というところで金額を出してもらいましょう。
同時に、前払いなのか、カード決済は出来るのかなどについても要確認です。