数多いウェディング会場からたった一つを選ぶのはなかなか大変なものです。
会場サイドでは一組でも多くのカップルに利用してもらおうと、魅力的かつ有意義な企画でブライダルフェアや相談会などを開催し、さかんに情報提供を行っています。
どの会場にするかを考える前に、まず自分たちの結婚式はどんなテーマで、どんなイメージなのかということを決めるのが先。
テーマやイメージから希望する会場の条件を整理していけば、会場が絞り込みやすくなります。
ポイントは全てを書き出しておくということ。
そして、いざブライダルフェアや下見、相談会などで会場に出かける際にはチェックリストの活用がおすすめ。
自分で作ってもいいですが、ブライダル・サイトなどでダウンロードすることもできます。
ゲストのために
ウェディング会場のチェックというと、つい真っ先に館内の雰囲気やイメージに注意が行きそうですが、まずはアクセスや会場設備などを確認することが大切。
最寄の駅やインターチェンジからのアクセス、送迎サービスの有無、駐車場のキャパシティなどはしっかりチェックしましょう。
「どんな結婚式にしたいのか…」ということを考えたなら、当然、お招きするゲストへの感謝の気持ちや配慮がこの上なく大切なのだということを実感しているはず。
皆さんが会場に来るだけでくたびれてしまう様では、どんなに素敵な施設でもNGです。
その他、遠方からのゲストのための宿泊施設、控室や待合スペース、エレベーターやエスカレーター、そしてお体の不自由な方が居ればバリアフリーなどの対応が備わっているかなど、見て聞いて確認しましょう。
二人の“こだわり”のために
二人のこだわりやイメージに合っているか…を確認するためのポイントは沢山あります。
会場の内外やインテリアの雰囲気、披露宴での演出、音響、照明の対応、メイクやドレス、そしてお料理。
特に、お料理はゲストにとってその結婚式の印象として残りやすいものです。
価格とボリューム、お味などは試食会を利用してチェックしましょう。
ゲストに高齢者やフードアレルギーの方が居るようなら、対応してもらえるかどうかも確認を。
同様に印象に残るのが花嫁の衣装。
会場で用意された衣装で満足できない場合は、よそのショップで自分の好みのドレスを調達することもあり得ます。
そうしたケースで持ち込み料金が要るのか、いくら掛かるのかなどもチェックしておきましょう。
費用と会場全般の印象
客観的にみた会場やスタッフの印象も重要です。
質問に対する応対、提案などにみられるスタッフの信頼度や好感度はその後の進行にも大きく影響します。
担当プランナーを始め専属のスタイリストにメイクアップアーティスト、フラワーアーティスト、パーティーの司会進行役、音響、照明、料理人、ソムリエなど、一組の結婚式には多くのスタッフたちが関与し、その仕事ぶりと彼らの心持が実は大きく影響してきます。
もう一つ重要なポイントがお金の話。
基本的に準備が進むにつれ、あれもこれも必要となり費用がかさんで行きがちが、それでも出来るだけ押さえたいもの。
提案されたプランに含まれる内容、細々としたものまで全て含んだ見積もり、ドレスやお花などの持ち込み料などきちんと把握しておくようにしましょう。